欧州車のスポーツモデルによく採用されるドライブトレーンのレイアウトにミッドシップレイアウトというものがあります。
フェラーリやランボルギーニ、ロータスなどがよく採用するのですが、このレイアウトは前輪と後輪の間、いわゆるホイールベース内に重たいエンジンを置き、前後の重量バランスを良くして、コーナーリング性能や後輪のトラクション性能を向上させようというのものです。
ホイールベース内といっても人間が乗るキャビンを付けなければならないので、ほとんどの場合運転席とリヤタイヤの間にエンジンを置くことが多く、バランス的には後輪の方が重たくなります。
ミッドシップレイアウトを持った車というのは、ドライビングテクニックの優れている人が乗ればかなり早く乗ることができるのですが、国産のFFしか運転したことのないような方が運転するには向きません。

たとえば、街道沿いのレストランで食事を済ませ、次の目的地まで車を走らせるときにその店舗に面している道路に出ることになります。
その時、焦ってちょっとでもアクセルワークをラフにしてしまうと簡単にテールが流れ出し、最悪ガードレールに衝突なんてこともありうるのです。
ちなみにこの状況を目の前で見たことがあり、その後のドライバーは青ざめていました。
この状況をパワーの無い国産FFやFRで行ったとしてもここまでひどい状態にはならず、少しひやっとする程度住むと思うのですが、欧州車のすさまじいパワーとリヤ荷重のミッドシップレイアウトではこうなることもあるのです。
ちなみにRRレイアウトを持つポルシェも同じようなことが起こりがちになるので気を付けた方がいいでしょう。
欧州車のスポーツモデルに乗るにはお金だけでなくテクニックも必要ということなのです。

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